推しがいて毎日病む

推しがいて毎日病む

生きづらいオタクのモヤモヤをお届けします

推しは癒しなのか

推しがいる皆様お疲れ様です

私にも推しがいます

 

現在、学生の8割に推しがいるという記事を見ました

本当かどうか知りませんが、

今推しがいることが流行りなのは確かなのでしょう

よく推しを特集する記事や番組を目にすることが多いと思います

 

そこでよくあなたにとって推しとは?という質問がありますよね

「癒しです」って答えるオタクも多いと思います

 

皆さんにとって推しは癒しですかね?

 

私にとって推しは癒しではないんですよ

(拗らせオタクからすると)

 

その話をさせてください

 

 

ここで言う癒しというのは、

・リラックスする

・落ち着く

みたいなことです

 

自律神経でいうと「副交感神経」が多く働いている時の話です

 

音楽や本を読んでまったりする

犬や猫の動物の動画を見て心が暖かくなる

お風呂に入ってゆっくりする

みたいな

 

これを推しに当てはめてみると、

私は推しを見て、まったりもしないし、落ち着くようなことがありません

 

もちろん笑顔になります

幸せになります

推しの笑顔は世界一

不快な気持ち、イライラすることはないです

 

ただ、推しを見て

・ドキドキする

・心がザワザワする

・落ち着かない

・可愛すぎて何も手につかない

・悶絶する

・複雑な感情(頭の中のぐるぐる)

 

という時が多いのです

常に興奮状態

 

これは「副交感神経」とは逆の「交感神経」が多く働いています

やる気が出ている時、モチベーションが高まっている時に活発になる神経です

 

この状況、癒しと言えるのでしょうか……?

 

犬や猫の動画を見てる時のような、雑念なく可愛いと思えてはいないです

 

「推し可愛い」の一言の中には

「やばい、無理、辛い、泣く、エモい、尊い、神…」な色々な感情があります

緊張する、叫びたくなるぐらいかっこいい、キャパオーバーする

一言では表せられない複雑な感情がありますよね

「推し摂取し過ぎて思考が疲れた〜」状態

 

 

 

そう考えると、「推し疲れ」がよくある話だなって思えてきませんか?

 

ずっと興奮状態なのですから、疲れるに決まっています

ドキドキ、驚きはストレスにもなりえます

推しを浴びれば浴びるほど精神的に疲れるのです

自分の感情ではどうしようもできない素晴らしいものを、一度のライブやイベントでくれるのが推し

推される側も好きでいてもらうことが仕事

オタクに常に新しい供給をし、可愛い!ぎゃー!と思わせてくる

 

好きだから、疲れる

 

疲れることっておかしなこと?って思っているオタクがいるかもしれません

疲れることはおかしくありません、当たり前だと思うのです

 

毎日淡々と家と仕事の往復生活

そこに急に推し(予想を超える素晴らしいもの)を投げ込まれたらびっくりする

どうしたらいいか分からなくなりますって

(なにもない白い世界から、急にレインボーロードに投げ込まれた感じ?

うるさくて疲れそうですよね?)

それが度々、イベ情報、グッズ、動画等で起こるのですから、しょうがないです

 

もちろん、年数を重ねれば、ゆるくなったり、要領が分かってきて

疲れずに推していけるように徐々になるのかもしれません

 

また、確かに日常のしんどさから解放されるという意味では「癒し」だと思います

自分の辛いものから推しが遠ざけてくれる

いつも助けて貰っていますありがとう

 

しかし、私にとって推しは癒しという存在ではないです

いつでもドキドキさせてくれて、生きる活力、頑張らさせてくれるのが推しでしょうか

だからこそ、疲れることも辛いこともあります

それは仕方のないことだと思います

そもそも日常に溶け込み過ぎていて、生活の一部が推しなのです

疲れることも承知の上

 

推しを癒しとするスタンスではなく、癒しは他で摂取する

興奮状態が限界的に疲れたら時々休憩する(距離を置く)

推しがいることで、人生の充実度はアップします

それでも推しを軸にするのではなく、自分軸でやっていきたい

それなりに機嫌よく推しを好きならOKで十分です

推しに全てを求めようとする方がおこがましい気がするのです