「明日、私は誰かのカノジョ」の感想
メモとして残しておきます
第5章『洗脳』が良くも悪くも色々思いました
不評って聞いたんだけど、え！全然好き！
解説とか解釈ではないので、あしからず
色々間違っていたらすみません
一回読んでからお願いします
配信者（推し）と風俗嬢が付き合う
そして、その配信者のファン（色んな意味）の話
推しの話
アナタが崇め奉るカレもカノジョもそのモノも、誰もアナタを見ていない。
推しと言う名に踊らされ、人生捧げて日々を狂わせ幸せだって思い込み、
カレやカノジョやモノやカネ、それこそ正義、ワタシの全てと疑わない。
ねぇ、それってなんていうか知ってる？
第5章『洗脳』、開幕。
これあらすじです（震え）
界隈が生々しい
掲示板、配信者の世界、オタクの世界、アンチ垢やSNS、オタクの気持ちが全部生々しい
誹謗中傷、炎上、学級会…
掲示板のコメントや、SNSの呟きまじでそれじゃん
ぽぽろの描写がマジでわかる
「こんなに推し事頑張っているのに！」「こんなに好きなのに！」
監視垢を作ってしまう
ぽぽろがアンチになっていく様
ファンが信者とアンチに分かれていく様
解像度が高すぎる
マンガじゃないです、現実です、だよね？
留奈が好き
風俗嬢の留奈が好き！！
明日カノで一番好きな女です
大学生なのにしっかりしているし、冷めてて現実しっかり見ているところが好き
というかこれは自分？（自意識過剰）
憧れであり、なりたい自分でした
自分の生活リズムが崩されるの嫌なのに
こうやってかき乱されるのが嫌だったから自分を律して
仕事して金貯めて仕事してって
毎日無駄のないルーティーン守っていたのに…！
バシ（配信者）と寝た日の夕方
分かりすぎる……乱されたくないのにねえ
（全て推しに対して変換されるオタク）
毎日しっかり生活リズムを保っていたいのに、推しがいるせいで全てがおかしくなる
だって…
自分の拠りどころを他人に委ねるのって不安っていうか…
その人がいなくなったら消える幸せって怖くない？
そうなんすよ…留奈さん…
本当に怖いどうしたらいいのか分からない
簡単に解けないから洗脳なんだわ
推しってなんだよマジウケる
留奈側の人間になりたかった
推しと付き合って、匂わせして、
推しの配信を意味わかんないって大笑いしたかった
誰にも依存せずに生きたかった
なのに、圧倒的ぽぽろ側
理想を思っても、同族嫌悪で、共感羞恥を感じるぽぽろ側の人間
推すことしかできないオタク
推しにかき乱されて、情緒不安定で、明日は我が身の人生
そんなことを思い、心が痛くなりました
推しという現実
気がつけばどこもかしこも推し推し推し
そんな世界に生きていて、その当事者ではあるんだけど、なんか疲れる
そもそもファンを洗脳出来ていないから
信者がこうやって暴走するんでしょ
夢見させて承認欲求煽って
推すことが幸せだと信じさせて
私生活犠牲にさせてさ
そういうのを洗脳って言わないでなんて言うの？
吐きそう
推しは自分にとってなにか
「宗教」
っていう一言刺さりました
どう考えても宗教
オタクをやっている自分を認められなくて、推しにそんな人生ささげてどうすんの？っていうポジを取り続けているから、辛くなっている
（しっかり捧げているくせに）
オタクをやっている人たちを冷ややかな目で見てしまう
大丈夫か？って思ってしまう
オタクが嫌い（一番やべえーのはお前だよ）
誰よりもおかしいのは自分であり、気持ち悪いのも自分
認めて、諦めて、楽しい！ってなれれば楽なはずなのに
オタク辞めたい…でも辞めたくないを繰り返す
自分の中の留奈とぽぽろが行ったり来たりなオタクたち…頑張ろうな
そんなこんなの感想でした
