お仕事と推し事を毎日繰り返していると
いつのまにか歳を取って、推し推しって言っている間に
周りはひそひそと彼氏を作り、結婚して、子供を産んでってしていました
あんなにほもほもほも…っていっていた腐女子は結婚していた
一緒に推し活をしていたオタク友達は彼氏を作って楽しそう
ライブに行き切磋琢磨していた幼馴染は子供が生まれると
夜中までゲームしてへらへらしていた友人はそろそろ結婚するらしい
ラッシュは自分を畳みかけるようにきて、
オタクは好きだし楽しいそれは変わりはないけれど
少し取り残された感が否めない
そんな取り残されたと感じてしまうオタクとは
発端は言われなかったという寂しさ
オタク同士で繋がって仲が良い友人って恋愛話とかそんなにしないんですよね
推しのこととか、オタクの話で盛り上がるので
でも人生の節目のことは教えてくたりするわけで、
「この前結婚したんだ」
って急に言われます
えっと?いつのまに彼氏を作ったの?いつから?って結婚?
なにも聞いていないんですけどー!
って叫びたくなるの抑えます
なにも聞かされていなかった、知らなかったっていうことが取り残された感の原因
でも言わないのも当たり前かって思います
彼氏できたよ!とか結婚しようかな!っていちいち大人なんだから言わないよな
しかもオタクで仲良くなったわけだしプライベートなんてわざわざ言わないよな
自分をなだめるけれど、やっぱり寂しいって感じてしまう
嫉妬や羨ましい気持ちが急に出てくる
別に彼氏も結婚も今はいいかな、オタク楽しいし!って思ってても、
周りの身近なオタクが結婚となると自分のことも考えざる負えない状況になります
そして、周りのオタクだからこそ自分と同等と見ていて、私はこう思っているんだから、友人もオタク楽しい!彼氏いいやって思っているだろうって思っちゃうんです
そんなことはなかった
また、羨ましいって思う気持ちは、その身近なオタクが自分より下だと思っていた場合が多いです
あんなに静かで男性と関わり合いのなかったオタクが!?
(私はそれなりに社交的で関わりがあったのに)
とか
化粧っ気のなかったあの子が!?
(自分のほうが身なりに気を付けてたのに)
とか
そんなことで嫉妬が生まれてしまう
内心そんなことを思っていたんだ…っていう自分も恥ずかしくなります
あんな子でも彼氏が出来るのかと勝手に下に見てて、自分のほうが上なのに!悔しい!
っていう感情です
上も下もないのに、嫉妬が蠢くことはあると思います
彼氏いて忙しいもんね!ぷい!
もうオタ活誘わないようにしよ…って思いたくもなります(大きな子ども)
私には推ししかいないという逃避
拗ねだして、いいもん、私には推ししかいないもん
推しがいればそれでいいもん、楽しいもん
って逃げ出します
彼氏、旦那のいるオタクに負けてたまるか、だって私には推ししかいねえんだもんって縋りだします
でも、そこまでガチ勢でもないし、大したことないオタクなので、上には上がいて
結局私は何に勝ちたいと思ってやっているのか、何も取り柄ないじゃん
推ししかいないのに、推しでさえトップで推すことが出来ないのかよ
って病みだします
悪循環
その勝ちたい彼氏持ちオタクはゆるくオタクしているので、その子にすごいじゃん!って言われても、余裕ぶりやがって…って闇が深くなる
推ししかいないって依存するから、つよオタがいれば自己肯定感がさがっていき、
ライフステージを踏んでいるオタクから切り離された感が出てくる
推しに見返りを求めているのでは
見返りなんてないです
そして、推しに盲目なオタクは結婚なにそれ?彼氏?推しだけどって狂ったオタクのほうが、こんな取り残されたを感じることなく純粋に楽しんでいる
こんなことで悩む私は結局そこまで推し好きじゃねえじゃん…と
地雷がたくさん出てきます
でもやっぱり今が楽しい
こんなことを周りのカミングアウトや報告により、一旦考え、落ち込みます
(この間数分)
でもやっぱり今私は推しが好きで、楽しい!って改めて思います
旦那さんや子どものいるオタクの気持ちは分からないし、すっごく大変なんだろうなと思います
その環境下でも悩み事は尽きないと思います
結婚したオタクから一人の時間しかなくて羨ましいって言われたりします
実際問題そうだと思います
独り身はお金も時間も自分の好きな事に使える量は圧倒的です
そうなんだったら、今楽しいって思えるようにしていきたい
いつかくる将来への不安とか、ないものねだりとかではなく、
今の自分の状況で機嫌よくオタクがしたいなって思います
一瞬は彼氏いいかも、結婚いいかもって思いますが、
オタクは忙しいからそんな暇ない
単に友人が遠くに行った気分になって寂しいだけなのかもしれないし、
本当に焦りだしたなら動き出せばいい
だから結婚する友人には心の底から「おめでとう」って言いたい
ぐだぐだ言ったって結婚式は泣く
タイミングなので
いつか出来たらいいなーぐらいで
今の楽しいを大事に